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筒城宮伝承地(つつきのみやでんしょうち)
同志社大学京田辺キャンパス内に「筒城宮址の碑」がある。1960年、遷都1450年を記念して、組織された「筒城宮跡顕彰会」により建立されたものである。 この辺り(興戸・多々羅・普賢寺など)は、第26代天皇、継体天皇の筒城宮があったとされる場所である。 『日本書紀』によると、継体天皇は樟葉宮にて即位した後、511年10月に皇居を筒城宮に遷し、7年間この地で過ごしたという。2011年は、筒城宮がおかれてから1500年を迎える。継体天皇は、応神天皇5世の孫で、近江国高嶋郷三尾野(滋賀県高島市)で誕生。幼少の頃に父が亡くなり、母の故郷である越前三国(福井県丸岡町高田高向へ移り住む。しかし、当時の武烈天皇に後継者がなかったため、507年、武烈天皇の姉、手白髪皇女を皇后として、樟葉宮(枚方市樟葉)にて58歳で即位。5年後の511年10月、皇居を筒城宮に遷し、7年間この地で過ごした。その後、弟国宮(乙訓)へ移り、その後ようやく大和に入った。晩年、九州で磐井の乱(527年)があり平定に苦心したが、後継を安閑天皇に禅譲し、531年、その即位と同時に崩御した。
スポットデータ
名 称 | 筒城宮伝承地(つつきのみやでんしょうち) |
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